Carver's dozen―レイモンド・カーヴァー傑作選 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
村上春樹が心をこめて贈る、12の「パーソナル・ベスト」。レイモンド・カーヴァーの全作品の中から、偏愛する短篇、詩、エッセイを新たに訳し直した「村上版ベスト・セレクション」に、各作品解説、カーヴァー研究家による序文・年譜を付す。
聖なる予言 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
南米ペルーで発見された古代文書。そこには人生の意義に触れた深遠な知恵が記されているという。なにかに導かれるようにペルー行きの旅行機に飛び乗った私の前に、一つずつ見いだされていく九つの知恵。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
南米ペルーの森林で、古代文書が発見された。そこには、人類永遠の神秘、魂の意味に触れた深遠な九つの知恵が記されているという。私は、なにかに導かれるように、ペルー行きの飛行機に飛び乗った。偶然とは思えないさまざまな出逢いのなかで一つずつ見いだされる九つの知恵とは。世界的ベストセラーとなった魂の冒険の書、待望の文庫化。
ロイヤルバレエスクール・ダイアリー (1) エリーの挑戦 (単行本(ソフトカバー))
出版社/著者からの内容紹介
実在する英国ロイヤルバレエスクールを舞台に、
主人公エ
リーが思いやりと友情にささえられて
成長していく物語。全8巻シリーズ
の第1巻。
シカゴ生まれの女の子エリーが、10歳でイギリスの
オッ
クスフォードにひっこすところから物語ははじまる。
初めてのイギリス暮ら
し、初めての学校に
不安と期待でいっぱいのエリーは、
シカゴの大親友
にもらった日記帳に日記を書きはじめる。
アメリカとイギリスのちが
い、
うまくいかないクラスメイトにとまどいながらも、
新しい親友に助
けられバレエのレッスンに打ち込むエリー。
そして、いよいよロイヤルバレ
エスクール中等部の
入学試験の日がやってきた......。
バレエを
習っている人はもちろん、習っていない人も
ぐんぐんひきこまれる名作。
ときにケンカもするけれど、友だち思いでがんばりやの
エリーの魅力の
みならず、ロイヤルバレエスクールの様子が
よくわかる、大人も夢中になる
本。
1・2巻に特製シール付き。
内容(「BOOK」データベースより)
エリーは10歳のアメリカ人の女の子。3歳で習いはじめたバレエに夢中!おさないころパパを亡くし、ママと2人暮らし。シカゴからオックスフォードへひっこすことになって、初めてのイギリス暮らし、初めての学校、初めてのバレエ教室に、不安と期待でいっぱい…。思いやりと友情がジーンとくる、子どもも大人も夢中になる感動物語。
本当の戦争の話をしよう (文庫)
Amazon.co.jp
「彼らはいつ死ぬかもしれぬ男たちが背負うべき感情的な重荷を抱えて歩いていた。悲しみ、恐怖、愛、憧れ、それらは漠として実体のないものだった。しかしそういう触知しがたいものはそれ事態の質量と比重を有していた。それらは触知できる重荷を持っていた。彼らは恥に満ちた記憶を抱えて歩いていた。彼らは辛うじて制御された臆病さの秘密を共有していた。(中略)人々は殺し、そして殺された。そうしないことにはきまりが悪かったからだ」。(村上春樹訳、文春文庫) 1999年、ピューリッツァー賞、米国書評家協会賞という2つの賞の最終審査に残った『The Things They Carried』(邦題『本当の戦争の話をしよう』)は、ティム・オブライエンが同じくベトナム戦争について書いた以前の作品── 回想録『If I Die in a Combat Zone』(邦題『僕が戦場で死んだら』)や小説『Going After Cacciato』(邦題『カチアートを追跡して』)―― とは微妙だが決定的な違いがある。これは回想録でも長編小説でも短編小説集でもなく、これら3つの形式を巧みに組み合せた、幻覚を誘発する効果さえありそうな不思議な作品である。 ベトナムはいまだにオブライエンのテーマだが、この本を見るかぎり彼は戦争そのものよりも、戦争に対する数えきれない視点に興味をもっているように思われる。そしてその多角的な視点を通してこの作品を書いているのである。『Going After Cacciato』が「現実」を扱っているのに対し、『The Things They Carried』は「真実」を扱っている。 この本に収められた短編のほとんどは、「ティム」が語り手になっている。だがオブライエンは、ここに記録したできごとの多くは実際には起きていないことを腹蔵なく認めている。彼は「The Man I Killed」の中の「ティム」とは違って人を殺してはいないし、「Ambush」の中の「ティム」とも違ってキャスリーンという娘などいない。 しかし、あるできごとが実際には起きていないという、ただそれだけの理由で、実際に起きたできごとよりも真実味がないということにはならない。「On the Rainy River」に登場するティム・オブライエンは徴兵通知を受け取ると車で北へ向かい、カナダとの国境近くのさびれたロッジでエルロイという老人と共に6日間を過ごし、そのあいだ悶々と、兵役を逃れるべきか戦場に行くべきか悩み続ける。実際のティム・オブライエンは北へ向かいはしなかったし、カナダ側の岸から20ヤードの位置に浮かぶ釣り舟の上で心を決めたりはしなかった。黙ってスーフォールズ行きのバスに乗り、そのまま米国陸軍に入ったのである。 だが、「On the Rainy River」における真実は、そこに描かれた事実にあるのではなく、そこに描かれたうそ偽りのない心理的な体験にある。どちらのティムも正しいとは思わない戦争に参加し、そうしたことで自分を卑怯者だと考えたのである。 『The Things They Carried』の短編は、どれもティム・オブライエンがベトナムで学んだもう1つの真実を物語っている。それは真実と現実、あるいは事実と小説の間のあいまいな線であり、これこそが彼の作品を脳裏に焼きついて離れないものにしているのである。
--このテキストは、
ペーパーバック
版に関連付けられています。
出版社/著者からの内容紹介
村上春樹が敬愛する作家の短編集。ヴェトナム戦争で若者が見たものとは? 胸の内に「戦争」を抱えたすべての人におくる真実の物語
奇跡の自転車 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
スミシー・アイドは43歳。体重126キロ。昼間は兵隊フィギュアの製品管理で退屈な時間を過ごし、夜は酒と紫煙とジャンクフードに身を浸して漫然と日々を送っている。そんなある日、両親が自動車事故で死亡。葬儀を済ませ、遺品を整理していた彼は、父に宛てられた一通の手紙を開封する。それは、20年以上も消息を絶っていた姉ベサニーの死亡通知だった。こうしてスミシーは、いっぺんにひとりぼっちに―。放心状態の彼は、実家のガレージで少年時代の自転車を発見する。タイアの空気が抜けているのに気づいた彼は、ガソリンスタンドに向かう。それが、姉の眠るLAにいたる大陸横断旅行のスタートとなることも知らずに―。心を病んで奇行に走りつづけた姉。そんな彼女に振り回されながらも温かく幸せだった家庭。記憶をたどりながらひたすら西へとペダルを踏みつづけるスミシーを、優しくも残酷なアメリカの人々はどう迎えるのか…。
内容(「MARC」データベースより)
「負け組中年」のスミシー・アイド。姉の亡骸を引き取るべく、彼は酒と煙草とジャンクフードに別れを告げ、少年時代の自転車で合衆国横断の旅に出た-。男の魂と肉体の再生を謳う感涙の物語。
ちびくろ・さんぼ (単行本)
内容(「MARC」データベースより)
かわいい男の子のさんぼが、ジャングルで出会った虎に命とひきかえに持ち物をとられて…。絶版になっていた岩波書店版を部分的に復刊したもの。
短篇集 シャーロック・ホームズのSF大冒険(上) (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
SFミステリを題材にした、世界初の書き下ろしホームズ・パロディ短篇集。現代SF界の有名作家二十六人による二十六篇の魅力的なアンソロジー。過去・現在・未来・死後の四つのパートで構成された名作。
内容(「BOOK」データベースより)
世界初の、SFミステリとファンタジーを題材にした書き下ろしホームズ・パロディ短篇集。現代SF界の有名作家二十六人が一篇ずつ書き下ろした二十六篇の魅力的なアンソロジー。過去・現在・未来・死後の四つのパートで構成され、ホラーなどの要素もあって、作家それぞれの持ち味が楽しめる多彩で盛りだくさんな胸躍る傑作集。
ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス (単行本)
日経BP企画
ザ・ゴール 2 思考プロセス
昨年5月の発売後にベストセラーになった『ザ・ゴール』の続編。前作で紹介したTOC(制約条件の理論)を単なる生産管理の手法から、マーケティングや経営全般の問題解決にも適用できる思考法へと発展させている。 前作と同じように小説形式で、読みやすさは健在だ。前作では工場閉鎖の危機を救った主人公が、今回は副社長としてグループ会社の経営再建に立ち向かう様子が描かれている。 この本を読めば、「変化を起こし、実行に移すための手法」を自分で体験したかのように理解できるというのがウリ。現在、日本では政治や企業活動を問わず、改革を唱えるだけで現実は何も変わっていない場合が多い。精神論ではない具体的な手法こそ、改革を推進する人々に広く役立つはずだ。
(日経ビジネス 2002/03/11 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
内容(「BOOK」データベースより)
前著『ザ・ゴール』で、工場閉鎖の危機を見事に救ったアレックス。それから10年が経ち、ユニコ社多角事業グループ担当副社長として手腕を振るっていた。そんな彼をグループ会社の売却問題、家庭の問題など次々と難題が襲う…。ジョナに授けられた問題解決手法で、再び危機を乗り越えることはできるのか。
炎と花〈上〉 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
新訳で贈るヒストリカル・ロマンスの金字塔
1799年、両親を亡くした17歳の娘ヘザーは、英国の片田舎で伯母と暮らしていた。ある日、伯母の弟ウィリアムの招きでロンドンを訪れた彼女は、ウィリアムに暴行されそうになり、あやまって彼をナイフで刺してしまう。その後、狼狽してあてどなく街をさまようヘザーに目をつけたのは、アメリカの商船の乗組員二人。彼らはヘザーを娼婦だと思い込み、船長のブランドンのもとへと連れていった。なぜなら、彼らが命じられていたのは、ブランドンの一夜の相手を探してくることだったからだ……。
新訳で贈るヒストリカル・ロマンスの金字塔!
内容(「BOOK」データベースより)
1799年、両親を亡くした17歳の娘ヘザーは、英国の片田舎で伯母と暮らしていた。ある日、伯母の弟ウィリアムの招きでロンドンを訪れた彼女は、ウィリアムに暴行されそうになり、あやまって彼をナイフで刺してしまう。その後、狼狽してあてどなく街をさまようヘザーに目をつけたのは、アメリカの商船の乗組員二人。彼らはヘザーを娼婦だと思い込み、船長のブランドンのもとへ連れていった。なぜなら、彼らが命じられていたのは、ブランドンの一夜の相手を探してくることだったからだ…。新訳で贈るヒストリカル・ロマンスの金字塔。
私の知らないあなた (新書)
内容(「MARC」データベースより)
エンジェルはある計画を胸に、元恋人デリクのオフィスを訪ねた。だがデスクから顔を上げた彼と目が合った瞬間、彼女は予想もしなかった熱い震えに襲われた。計画のことも忘れ、エンジェルは魅入られたように立ち尽くした…。